今日は、フィオーレの商品企画アドバイザー野口さんと
オーガニックについてお話をさせていただきました。
フィオーレは、可能な限り安全な物で商品を作る
急成長の美容メーカーです。
野口さん、ありがとうございます。
今回は話題のオーガニックについてお答えできればと思います。
オーガニックの基準は国によって違うそうです。
この基準機関は、ヨーロッパに多く、世界中では、たくさんの
オーガニック認証機関があります。企業にもあります。
30機関以上はあるようです。 ありすぎですよね。
後で説明しますが、日本には必要がないので認証機関はありません。
それぞれ認証機関があるのでその認証基準もバラバラ。
合格すれば、その機関のオーガニックマークをつけれます。
機関によって基準が違うので認証のゆるいところと厳しい所が存在します。
オーガニックの商品に興味がある方はきっと迷ってしまいますよね。
大体はオーガニックの認証を取るためには、
最低オーガニック成分率が20〜30%あればよいそうです。
後は商品のコンセプトに合ったようにいろいろ混ぜて作ります。
高品質、お手頃価格、良い香り、より安全…など
では、日本はどうなのか?
日本ではオーガニック認証やマークと言うものがありません。
そもそもJAS(日本農林規格)の基準が世界一厳しいので、
日本では認証機関の必要性がないそうです。
私は日本が世界一厳しい基準国だとは知りませんでした。
さすがメイドインジャパン
審査の厳しさは、私達が扱うパーマ剤とカラー剤で説明ができます。
海外メーカーで有名なドイツ製のウエラのカラー剤は、
日本の基準に対して合格してるので、
そのまま日本で使用ができます。
ですがパーマ剤は日本の基準を満たさないので
日本で作られています。
日本の薬事法が世界一厳しいのがわかります。
ドイツのパーマ液のままですと基準をクリアすることができません。
そもそも日本人の皮膚は外人と比べて薄く弱いです。
そのままだと、肌トラブルをおこします。
あらためて思います。日本って安全なんだと(=´∀`)人(´∀`=)
オーガニックが優しい良いものだと言う概念を
みんなが持ってしまったから ブームが起こり
日本メーカーが海外の認証マークをつけて乗っかたのかもしれませんね。
メーカーサイドから言えば、認証マークを
つけると商品が高くなるそうです。
そもそも日本では基準が厳しいのに、
あえてつけるのは商品の値段を上げてしまうそうです。
理由は認証機関に対し高額な認証料金を支払うからだそうです。
メーカーとしては、同じものを
値段を増して認証商品として出すか、そのまま売りだすか…
メーカー経営戦略の違いですよね。
僕たち美容師も勉強していないと、
よく知らないで販売してしまう可能性があります。
今日は勉強になりましたσ(^_^;)
加藤